2017年2月19日日曜日

止血帯(CAT)

ブログってのは暇潰しには持ってこいなんですねぇ…。時間があると気づいたら次は何を書こうか考えてしまいます。

さて、暇潰しに止血帯について少し書こうかと思います。(自己紹介でも言いましたが自己満足な上に装備考察ならリンクを紹介しているわいとさんやネコチン先生方のブログの方が充実していますのでそちらをどうぞ。)

CATとは戦場で手足を負傷した兵士が止血する為のもので、衛生兵でなくとも兵士一人一人が携行している簡易医療キットの1つです。米軍がイラク戦争で止血を行わなかった兵士の死亡率が高い事を知り、以後この止血帯を用いた応急処置訓練を取り入れた結果同盟国側でも広く使われるようになったそうです。

               ちなみにこんなの↓


写真や名前のように縛って止血するための帯です。被弾した場合速やかな止血が必要なため写真2枚目の兵士のようにすぐに使えるようバンド等でベストに付けているのをよく見かけす。

使い方を雑に紹介すると、兵士が被弾した時は近くにいる兵士若しくは本人が"負傷した者"の止血帯をもぎ取って処置をします。(自分のを使って仲間の止血をしたらそのあと自分がやられたときに困るからだと思われます。)
ということは、暗闇の中でも仲間がやられて止血帯を使わなければならない場合、各々が好き勝手な位置に止血帯を付けていたら探すのに時間がかかってしまいます。そのため部隊によってはある程度付ける位置を統制しているようです。

縛る位置は基本的に患部より心臓に近いところです。これはまぁ血は心臓から流れてくるわけですから当たり前ですね。ちなみに縛りっぱなしだと手足が鬱血してしまうので定期的に止血帯をほどいてある程度血を巡らせなければ行けません。そのためにあるのがこの部分です。



この部分に縛った時間を書いておけば処置を他の人に引き継いでも止血帯をほどく時間が分かるわけですね。古いタイプの止血帯には時間を書くスペースがなく直接衣服や患部付近に書き込んでいたようです。

余談ですが某組織の治療する側では「患部に触れるんだからちゃんとポーチとかに入れて清潔にしろよ…」という指導を入れてるそうですが
現場では「そんなとこに入れてたら止血が間に合わねぇだろが…」という感じらしいですね。
融通が聞かないのはお国柄。

このCATはレプリカならAmazonやサバゲーショップでも簡単に手に入るので装備の小物として一役買ってくれますね。

 
自分はタスマニャンのCATポーチに入れて付けてます。
小物類の使い方が分かるとポーチやベストに取り付けるときに配置の参考にもなりますし撮影会でのごっこ遊びにもネタが増えるので今後も色々調べていきたいです!(やるとは言ってない)
それではまた次の記事で!
  

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